2022年09月23日

聖 ~ 熊野のトンネル

この物語は、僕が眠っている間にみた
夢の街の物語です。夢は時々 現実の
世界で、この景色夢の中でも見たこと
があるような錯覚にとらわれる事があ
ります。

僕は、母が熊野の花火大会見たいと
言うので、家族旅行という事で熊野に
行きました。紀伊半島の海沿いを走る
道は、昔からある旧街道なので、道幅
も狭く普通の道走るより 少し緊張感が
あります。

僕達は、熊野市街に入る前にとても暗
くて狭いトンネルに出くわしました。
" このトンネル ライトついてせんの " 母
は、まばらで薄暗いライトの明かりに恐
怖があるかのように呟きました。

自分は、ただでさえ狭い 道の真ん中に
赤くて背の高い通行区分のバーが無数
に自分の視界に広がり、さらに追い打ち
をかけるように出口の見えない暗闇が僕
の恐怖感を駆り立てました。




Posted by Yamashina Ryoichi at 14:41│Comments(0)blog
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